なぜ下取りは安い？

アフリカで陸送される日本車

買い替える場合、普通は大手買い取り店やディーラーに下取りに出すことが多いと思います。しかしその際、「同じような車が 70万円で売られてるのに、どうして下取りが20万円にしかならない？」 と感じたことはありませんか？

買い取り店やディーラーでは、買い取った車を現金にするために、業者オークションで売り払います。

そこで、オークションで売れそうな価格をあらかじめ決めておいて、そこから経費や利益を引いた額を買い取り金額として提示します。

しかし、オークションで売れない場合もあります。前述の通り落札は出品 2.6回に 1回の割合のため、実際は売れないケースのほうが多いのです。

そのため、売れずに再出品する場合のリスクも考えて買い取り (下取り) しないと、赤字になってしまいます。そこで、買取店によっても異なりますが、買取り価格をオークション落札予想価格より 25万円程度低くするケースが多く見られます。

当然買取店によってはさらに余裕を見て価格設定する場合もあるため、ハッキリ言って、買取り価格は期待するほど高くなりません。それが普通です。ディーラーもほぼ同様の仕組みです。

落札された車は、落札金額プラス落札手数料、陸送費用を支払って、利益を載せて販売 (または輸出) されますから、中古車販売店の店頭では、落札金額より 30万円から 50万円も高い価格で販売されることになります。

20万円の下取り車が、店頭で 70万円に化けるからくりはこんなところにあります。

それなら、自分でオークションに持ち込んで売れないかと考えるかと思いますが、オークションに参加できるのは、専門業者だけです。

乗合いバスとして途上国で走る日本車

当社は、お客様の車を 「委託販売」 という形で、販売させていただきます。オークションに出さないで買い手を探し、買い手には、ほぼオークション相場を提示します。こうすることで、オークションで売れない場合の経費リスクを軽減します。

ですから、買い手にとっても、オークション手数料が不要な分だけお値打ち感があります。また売り手であるお客様にとっては、買取り店でオークション相場マイナス 20万円と査定された車を、オークション相場で売却できることになるわけです。

ただ車を売却するときは、希望する価格で購入するバイヤーを探すのに 1～2週間かかると言う時間的なデメリットもありますので、その点を理解されることも必要になります。それ以外のデメリットはありません。

売り手にとっても、これほど都合のいいシステムはありません。買い取り店との差は、車にもよりますが、20万円と思ってください。査定は無料で、当社が手数料をいただくのは成約した場合のみですので、お気軽にお問い合わせください。